小説紹介『闇祓』辻村深月著

BOOK

“初の本格ホラーミステリ長編”

ホラーは怖い!っと思って、敬遠していましたが、本の整理がてら手に取ってみると、

1行読んだら、止まらなくなりました。

背筋が凍る不気味な話でしたが、読後の気分は悪くないです。(むしろ良い!)

闇につけ込むことを、ヤミ・ハラ(闇ハラスメントの略)、

その闇から逃れることを、ヤミ・ハラ(闇祓)。

人が闇につけ込まれていく過程は、リアル過ぎます。短編集かと思って読んでいたら、途中から全ての登場人物が繋がってきて、面白くなります。

部活の優しい先輩が豹変する瞬間、素敵なご夫人がマウンティングを始める瞬間、上司と部下のパワーバランスが変わる瞬間、小学生の正義が暴走する瞬間。

様々な闇が描かれています。

いつ巻き込まれるか分からない!

日常生活に潜む闇を見逃さず、無難で過ごさなくてはいけません。

読み応え充分でした。

elly

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F姉妹
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広島市在住の姉妹(あね(姉)とelly(妹))のブログです。身の回りのお気に入り、日々のくらしを紹介します。よろしくお願いします。
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