特別展「遠距離現在」@広島市現代美術館

特別展とコレクション展、同時開催中の現美に出かけてきました。

(想像以上に暑かった)

特別展「遠距離現在 Universal / Remote」
広島市現代美術館
2024年6月29日(土)ー9月1日(日)

広島市現代美術館
コレクション展2024-Ⅰ
2024年4月27日(土)ー8月12日(月)

特別展で特に興味をひかれたのは、「手仕事」をテーマとした韓国人アーティストの映像作品。

クラフトの手仕事と、肉体労働としてのそれと２つの意味がある、と。

どちらも経験や修練が必要だが、前者は賛美の対象となり、後者は手仕事としては軽視される。

キャプションを読むに、そのようなことを問題提起されているようでした。

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建築現場で働く職人さんの手元を見るのはとても好きなので、モニターに映る電気工事の様子を興味津々で楽しく視聴していましたが、そのような深い意味が込められているとは全く気づきませんでした。

そして、もうひとつ。とても面白かったのは、インフォメーションカウンターの後ろにあるメディアライブラリー(映像コーナー)で上映中の、現代アーティスト会田誠の10周年記念映像、題して「無気力大陸」

「オープンプログラム　《≒会田誠〜無気力大陸〜》」

2024年6月5日(水)ー8月12日(月)

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情熱のカケラもないのか、というと決してそうではなく、アーティストの狂気がビシバシ伝わってくる映像です。

(時々、嫌になっちゃったの〜ん的な態度でひっくり返ってタバコを吸う、こともある)

芸術家とはこういう人のことをいうのだなぁ、と骨抜きにされたような、放心状態のまま、家路を急ぎました。

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ちなみに、コレクション展で展示されている彼の作品(「人」という文字が目印）の制作過程(アトリエ内)が、最初から(白紙の状態から)最後まで(壁から取り外されて玄関を出るまで)、この映像に収められているので、合わせて楽しめると思います。

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外とは大違い、想像以上に館内はよく冷えていますので、お出かけの際はくれぐれも冷房対策をお忘れなく。

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あね

F姉妹

広島市在住の姉妹(あね(姉)とelly(妹))のブログです。身の回りのお気に入り、日々のくらしを紹介します。よろしくお願いします。
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